どうも、nyanmosです
なかなか手が付けられなかったのですが、ようやく書き切れました
多分みんな忘れてただろうしヘーキヘーキ
というわけで、今回は現在も活躍するショットが多い東國編です
今回から名前の由来、元ネタ等の解説も入れてみました
まあ軽く調べた程度なのでガバガバですが
シリーズショットを振り返る一覧
- 東國編
- 冥動編
はじめに
この記事は2024年1月現在の情報に基づいて執筆しています。
閲覧時期によっては情報が古い場合があります。後に加筆・修正を行う場合があります。
また、この記事には以下の要素が含まれます。
・筆者の知識の偏り・偏見
・文章力の無さ・誤字脱字
・運営への批判
・ネタ要素
嫌ならブラウザバックして、どうぞ。
目次
シリーズ概要
東國(とうごく)ショットは、22年1月〜同年7月にかけて展開されたストーリー、東國編に合わせて実装されたシリーズショット。
東の国の魔物、アヤカシに対抗する手段・たたら武器を手に戦う5乙女、そしてストーリーボスである太古のアヤカシ・オロチヒメがそれぞれモチーフとなっている。
シリーズ別の要素としては、新たな育成要素として乙女開花が登場。乙女開花は一部の使い魔のみ行うことができ、開花の種とそれぞれで指定された開花の苗木(東國/乙女/悪魔/等…)が必要。開花した使い魔はショットやスキルが変化したり、魔力・HPが大幅に強化される。開花アイテムはイベントやドヨアタ、アリーナなどの報酬として入手できる。
対象となる使い魔は主に最新シリーズの使い魔と比較的昔にリリースされた使い魔で、これからも順次増えていく予定。
ショット評価
鏡雷
22年1月末リリース。初実装は【東國】カトレア&イサミ。鏡雷と書いてミズチと読む。自機前方からレーザーを非貫通弾で挟んだ構造の前方刀を発射。そして両サイドからは回転刀が後ろから前へ弧を描くように攻撃する。また自機周辺も攻撃判定のあるオーラを纏う。
回転刀はラブマ状態で非常に低威力となり無類の炙り・コンボ性能を発揮する。前方刀も絶妙な破壊力を持ち、弩death等で有用でこちらも侮れない。弱点を挙げるならややスキル妨害しやすい点と低威力により敵を破壊しづらい点だろうか。
そのショット性能と高ステータスで、当時環境を席巻していたドラゴンドドーンをトップの座から引きずり下ろし、実装から間もなくdeath以外の各種難易度で活躍。
そして、deathにおいても某トッププレイヤーの手によって画面外を利用した稼ぎが発見され、(ステージにもよるが)こちらでも一躍環境トップに。
登場以降、ショット性能・ステータス共にその基準をガラリと変えた、次世代のフラッグシップショットの先駆けである。
- ストーリー上では、たたら場の防人イサミが火伏 炎焔(ひぶせ ほむら)と共に管理していた刀、水伏 鏡雷(みずふせ みずち)として登場。水の力を操るカトレアが借り受けた。
- 鏡雷というのが当て字なためはっきりとしないが、由来は水神・龍神等を意味する蛟(みずち)だろうか。単に音を当てただけな気もするが。
- 炎/焔(ほむら)とは燃え盛る激しい炎を意味する。
天津風
22年2月末リリース。初実装は【東國】スフレ&ヤツカ。弓矢の形状をしておりダブルタップによって、
・広範囲での炙り性能に優れる拡散矢
・自機に近い位置での炙り・バリシャカが可能な破壊矢
の2つのモードに切り替わる。
また、アンタップによって前方に矢を発射し、拡散矢モードでは低威力の矢が刺さることでコンボが急上昇し、破壊矢モードであればその名の通り高火力で敵を粉砕する。
death/弩deathにおいては、各モードの切り替えでコンボ盛り・岩炙り・バリシャカと、大体のことを一本でこなせる高いポテンシャルを持つ。比較的扱いやすく、サーチ吸収での稼ぎとも相性が良いことから、登場当初から活躍している。
またhard以下では岩や胡桃弾等が密集する箇所に対して、拡散矢モードで矢を放つことでコンボ盛りが可能。場合によっては他のショットよりも速いコンボ盛りが期待できる。
これ一本でも多彩な活躍を見せるが、拡散枠であることから、優秀な集中ショットと合わせられるのも利点。
汎用性が高く様々な使い方ができる、まさしく新世代の拡散ショットである。
- ストーリー上では、ヤツカが所持する家宝のひとつ、白眉 天津風(はくび あまつかぜ)として登場。風刀(かぜがたな)の魔笛(まてき)と共に、風の力を操るスフレが借り受けた。
- 天津風とは、空高く、天を吹く風を意味する単語。戦艦の名称としても使われている。
御影
22年4月末リリース。初実装は【東國】ロザリー&ミトカ。前方に向けて無数の刀剣ショットを発射する。また、タップによって前方の狭い範囲に攻撃する集中攻撃モードと、広い範囲に攻撃する拡散攻撃モードに切り替わる。
発射した刀剣ショットは敵や岩、キューブなど様々なものに突き刺さり、連続ヒットすることでコンボが急上昇する。なお、刺さった刀剣は一定時間経過で消滅する。
コンボ性能は悪くないものの、刺す刀剣の量をコントロールするのが難しく、誤射しまうこともしばしば。また、自機左右後方に攻撃判定がなく被弾しやすいのも難点。
鏡雷など集中枠のライバルも多く、なかなか出番が回ってこないのが現状。強力なショットが多い東國シリーズの中でも、ハズレだと言われてしまいがちな不遇なショットである。
- ちなみに第363回大会(hard)ではオリジナルのステータスを活かして優勝ショットとなったのだが、それをさもショット性能で優勝したかのように強調してガチャを出したことがある。わざとなのかそもそも分かっていないのか……
- ストーリー上では、ミトカが所持していた乱世の時代の名刀、無双 御影(むそう みかげ)として登場。ロザリーが譲り受けた。
- 御影とは、神仏・貴人などの霊魂及び肖像や彫像等を意味する。「みかげ」の他に「ぎょえい」「ごえい」「みえい」とも読む。地名や人名として用いられている。
不知火
22年5月末リリース。初実装は【東國】プルメリア&キセノ。扇をモチーフとしたショットで、タップによって、
・左右から前方に向けて無数の扇を発射する乱舞モード
・自機付近に展開した扇でのリング内炙りに優れる演舞モード
の2つのモードに切り替わる。
近年の他のショットと比較しても性能はごく平凡と言えるもので、それだけでは使われるように思われないが…
当時の高ステータスショットとしては、
- それなりに近接で炙れる
- やや妨害しにくい
- まあまあの破壊力がある
これらの要素により弩deathや対プラント等、ステータスが求められるようなステージにおいて結果を残した。なお、ステータスが低いオリジナル以外はというと…
時にステータスはとても重要だと教えてくれる、他の東國ショットとは違うアプローチで活躍したショットである。
- ストーリー上では、馬手 白南風(めて しらはえ)と対を成す扇、弓手 不知火(ゆんで しらぬい)として登場。キセノからプルメリアが借り受けた。
- 不知火とは九州の八代海や有明海に現れる蜃気楼の一種、及びそれを実態とする九州に伝わる妖怪。
- 白南風とは、梅雨があけるころに吹く南風。この二つの関連性はわからなん。
叢雲
22年6月末リリース。初実装は【東國】ラナン&サイマ。タップし続けることで自機前方から七支刀ショットを発射、そして後方に巨大七支刀がチャージされ時間に応じて本数が増加、アンタップで前方に発射される。また、自機の進行方向に応じて巨大七支刀の向きも変わり、発射される際の方向も変わる。
メインとなるのはやはり巨大七支刀。発射された七支刀は敵に当たると超減速し、脅威の炙り・コンボ性能を発揮する。この巨大七支刀のチャージ→発射を繰り返すことが基本の動きとなる。
このショット最大の特徴が、ショットの炙り位置を自機に依存しないこと。具体的に書くと、
・巨大七支刀を発射→チャージ中に自機を動かしてアイテム回収→位置を戻して巨大七支刀を発射→・・・
この動きを繰り返すことで効率よくアイテムを回収でき、deathにおいてトップメタの地位を確立。またhard以下においても、ステージ次第でコンボ盛りとして期待できる。
強力なショットではあるが、使用の際にネックとなるのがその独特な操作性。練習が必要にはなるが、使いこなすことが出来ればハイスコアに大きく貢献してくれるはず。
青箱に弱い等、必ずしも最適解となる訳ではないが、現在のdeath環境を定義し得る最有力ショットのひとつであることに間違いないだろう。
- ストーリー上では、ラナンとサイマの手によって生まれ変わった退魔の剣、叢雲(むらくも)として登場。オロチヒメを倒す一手となった。
- 叢雲とは群がり集まった雲のこと。戦艦の名称として使われている。
- 直接的なモチーフは日本神話における三種の神器のひとつ、天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)だろう。スサノオがヤマタノオロチを退治した際に、オロチの尾から見つかった神剣とされる。
- ちなみに2021年の正月イベントではラナンがスサノオの衣装で登場している。まさかの伏線だった…?
大蛇
22年7月リリース。初実装はオロチヒメ。その名の通り蛇をモチーフとしたショットで、正面のメインショットと、ブレスを吐く大蛇首で構成されている。非ラブマ時は後方の大蛇首が前方に向けてブレス攻撃。ラブマ時は大蛇首が全方位に広がり、広範囲に攻撃する。
ブレス攻撃は非常に低威力で強力な炙り・コンボ性能を発揮。また、アンタップでショットが消えるので撃ち止め・タプ連も容易で器用な動きも楽々。
岩や壺、胡桃弾を利用したコンボ盛りから、長時間の宝箱炙り、deathでのサーチ吸収と合わせたスコア稼ぎ等、マルチな活躍を見せる。
現在の拡散ショットの中でも特に汎用性が高く、状況に合わせてハイスコアに大きく貢献してくれるスーパーショットである。
- 一連のストーリーでシリーズショット6つ目が実装されるのは初*1。そして敵側のショットが乙女側と同じシリーズとして実装されたのも初である。
- ストーリー上では、神話に登場する大古のアヤカシ。天変地異を起こし東の国を滅亡寸前まで追い詰めるが、三種の神器によって力を奪われ、不二山に封印されたとされる。5乙女が来る数週間前に復活を遂げ、アヤカシを引き連れ各地を襲撃。度重なる戦いの末5乙女達によって倒された。
- 現時点では封印が解かれた原因は不明である。今後のストーリーに期待したい。
- ヤマタノオロチ(八岐大蛇)は日本神話に登場する伝説の怪物。八つの頭と尾を持ち、八つの谷と八つの峰をまたぐほど巨大とされる。スサノオが老夫婦に用意させた強い酒を飲んだことで酔い潰れ、その隙をつかれ倒された。
シリーズ評価
黄金ショットが支配していた環境を変えるべく、めちゃラブ全開放レギュレーションを調整、そんな時期に東國ショットは実装された。
まず目を引いたのが、乙女開花による圧倒的なステータス。従来の使い魔からざっと100も増加した魔力は、環境を塗り替えるのに十分過ぎるもの。
ショット性能も確実なインフレを感じさせる高水準。個々の明確な強みを持ちつつ、マルチに活躍できる汎用性も兼ね備えたショットが多く、早々にその存在感を示していった。
一方で問題視されたのが、乙女開花によって増加した育成コスト。特に実装当初は必要となる開花の苗木の配布が少なく、やり込んでいる層ですら開花がままならない状況だった。現在では苗木の入手手段も増え、当初よりはハードルが下がっていると言える。が、資産が潤沢ではないプレイヤーからすると、相変わらず育成時の高い壁になっていることは間違いないだろう。
良くも悪くも、それまでの基準を大きく塗り替えたニュースタンダード。現在でも活躍するショットが多く、現代ゴ魔乙の完成形とも言えるショット群である。
あとがき
僕はなんだかんだ東國ショットはかなり好きな部類に入ります
普段から使っているのもそうですが…
単純にデザインが美しいと思います、あと和風テイストすき
ショット性能と視覚的な楽しさ、これらの総合力なら個人的に一番かもしれない
ところで、もう登場から2年近くが経とうとしていますが、いつまで環境のトップメタなのでしょうかね?
やはり、バランスを取りつつ性能を強化するというのが難しくなっているのかもしれない
さて次回は…どうしようか…
せや!
次回のシリーズショット記事、どれ読みたい?
— nyanmos@らならぼ! (@Carnelia_07) January 3, 2024
というわけで次回は投票で決めたいと思います
多分また時間が掛かると思いますが書いていくぞ!
今回はこの辺で
ではまた
*1:エリオショットはそれ以前に6つ目以降が実装されたが、ストーリーを跨いでいるためやや特殊。